環境破壊、植物の物言えぬ言葉を聴いてください!展 始まりました
6月5日は国連が定めた、地球の未来のために環境問題の解決や保護について考え行動する「世界環境デー」、6月8日は海洋環境の保護を目的とした「世界海洋デー」です。そして環境省では6月を「環境月間」とし、環境保全活動を行う意欲を高めるため、多種多様な取り組みをしています。
今回の展示では環境問題について考えるきっかけになればと植物音響研究所代表の古賀敬司さんが企画しました。


地球温暖化や異常気象、海洋プラスチック問題など環境に及ぼす様々な影響…。地球は人間だけのものではない!植物の物言えぬ言葉を「植物スピーカー」を通して感じてください。


航空機の自動操縦システム技術を応用し、植物にCDなどの
音響振動を与えることで、スピーカーの様に音を出す
音響発生装置
~植物スピーカーを聴いている皆さんの様子~


スピーカーに使用する植物は形状により音の大きさや音色が全く異なります。葉の形が蛇腹状で葉脈が縦に通っているものが音をよく響かせます。熱帯・亜熱帯に生息している「カークリコ」や「マルハウチワヤシ」が適しているそうです。


植物スピーカーの他に、唐津焼寒鶯窯の田中邦子さんが環境問題や原子爆弾・水素爆弾などを表現した陶器のオブジェも展示しています。




展示は6月15日(日)14時まで、月曜日休館です。