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忘れないプロジェクト写真展 朝日新聞に掲載!

今年の8月9日11時02分に撮影した写真展、「忘れないプロジェクト写真展」が開催中です。

10月21日付で朝日新聞に掲載されました。全文をご紹介します。

『8月9日午前11時2分。平和の尊さや不戦の誓いを新たにしようと、長崎で原爆が炸裂した日時に撮影された写真を集めた展示が、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。
 写真展は、「忘れないプロジェクト写真展」。被爆の歴史の風化を懸念する被爆者で長崎市の小川忠義さん(81)が2009年から開催し、今年で17回目。今年は国内外から8月9日の「日常」を切り取った計363枚の写真が寄せられた。
 写真展では、ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナから寄せられた写真23点も展示。ロシア軍から爆撃された住宅や学校のほか、防空壕で避難し身を寄せる市民の様子などの戦時下の写真も並ぶ。写真のほか、撮影者からの被爆地・長崎を思い、平和を願うメッセージも添えられている。
 小川さんは10年余り前から、毎年8月9日午前11時2分、長崎市の商店街の通りでシャッターを切っている。撮影を始めた際は、商店街で黙禱のサイレンが鳴っても立ち止まらない人がいたという。
 小川さんは「ウクライナへの軍事侵攻があって以降、世界の紛争を自分事に捉えて手を合わせる姿が増えてきた」とし、「世界情勢が不安定な今こそ、被爆地の長崎から平和の意義を写真展を通じて発信したい」と話した。
 写真展は、午前10時~午後5時半。27日休館。最終日の11月3日は午後2時まで。入場無料。問い合わせは同ミュージアム(095-818-4247)。                 (池田良)』

朝日新聞(令和7年10月21日)

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