ボルシェミッヒ(Borschemich) ~地図から消えた村 開催中!
現在ミュージアムでは、『サトミ・ヘニックフェルト写真展 ボルシェミッヒ(Borschemich) ~地図から消えた村』を開催しています。
長崎市出身のサトミ・ヘニックフェルトさんは、1989年よりドイツのデュッセルドルフ在住のアマチュア写真家です。
ナガサキピースミュージアムでは2021年9月「KOSOVO紛争のあとで」、2022年8月「ネコマチ」に続き、3回目の展示です。
今回は、褐炭鉱山の露天掘り採掘場の拡張計画上にあったドイツ北西部のボルシェミッヒ村の開発とともに消えゆく姿を2014年~2016年の約3年間かけて撮影した写真と今年撮影した採掘場ケルペンの風景、日本では珍しい露天掘り・鉱山機械など約400枚を展示しています。
色や構図、展示方法にもこだわり、写真はドイツの新聞紙に貼り付け、床には採掘場の地面の写真を展示しています。
取り壊されていく歴史ある建物と資源開発の様子を淡々ととらえた写真は何かを訴えている様です。
展示は10月9日(月)14時まで開催しています。
皆様のご来館をお待ちしております!